Sunday, December 17, 2006

WEB2.0的発想

もてはやされて、期待されて、金儲けに利用できないかと話題に上るWEB2.0。

そんな人気な2.0だから、定義がハッキリしていないだとか・・・、金儲けには当分ならないだとか・・・、全くピント外れなことを言っている評論家が多いことも確か。

“2.0”ってそういうことではなく、全く会うことはなかっただろうと思われる人と意見を交換できたり、一般庶民が不特定多数に意見を言ったり、悪口を書いてみたり、画像を掲示したり、動画や自分の音楽(もちろん、好きなアーチストの曲を違法に流している場合も多々ある)を流すなどの、大規模な施設が必要な放送局でしかできなったことが、一庶民(あえて庶民と呼ばれている善良な国民・市民)が、手軽に自宅から発信できて、それに対して意見を返したり、知り合いになって、新たなネットワークができることだと思う。

大手メディア権力が音を立てて崩れている。

こんなツールを単なるビジネスの道具にすることばかりでなく、もっと個人と個人がコミュニケーションをとり、より良い社会を作るツールにすることが可能ではないでしょうか。
究極のフラットな社会に、まずは大手メディアのお決まりの情報ばかりを吸収するのではなく、個人レベルの情報交換、意見交換を行うことで、情報の偏りをなくすことが必要なのかな・・・と。

もしかして、究極の2.0というのは、全員参加の社会運営ではないのか?と、考えるのです。

WEB2.0的発想