Monday, April 10, 2006

シンガポール

先月、連休を利用してシンガポールに行ってきた。

特別この時期に行きたいと思ったわけでもなく、知人が住んでいるシンガポールという場所には、今回何回目?7回目・・・8回目?恐らく10回は行ってないぐらい。覚えてない程度の印象で行き来している。

とにかく、観光目的ではないのによく訪れている国ではある。

この国、アジア人駐在員の住みやすい場所(香港の???調べ)に第1位に選ばれている。要するに日本人に限らず、昨今の元気なアジア企業の企業戦士たちが駐在しやすい場所となる。ちなみに2位から4位までオーストラリアの都市。5位に神戸???だって。

要するに、言語(英語が通じて)、安全で、交通が便利で、料理が美味しくて、気候が良くて、近場にバケーションに適した場所があって、物価が安くて、将来的に賭博ができて・・・なんて並べていると、自然とシンガポールの存在が大きくなってくる。

ある意味この国は、外国人が住みやすい合理性を追求した究極の人工都市のような気がする。
ハッキリ言って国家戦略として大変優れていると思う。
豊かな資源に恵まれているわけでもなく、人材育成、地理的な物流・人的通過点の利点を如何なく発揮して存在感をアピールするということに関しては大成功しているのではないか。

日本とは真逆の存在ではなかろうか?敷居の低い国境による優秀な人材の確保。


という訳で、もう日本のようなお上の規制ガチガチの国は嫌だという人は、逆にシンガポールのような一見、政府主導のように見えて実は起業に優しいシンガポールをお勧めします。

この国のミラクルなことは、日本から見て物価が非常に安く、アジアという場所にあって治安が非常に良いということ。通常、治安と物価は比例する(持論)。これに関しては、安全を売りにしていた日本の精神的に追い詰められて異常な事件が勃発している現状を見れば、シンガポールのほうがこの点においては優れていることがお分かりであろう。

個人的にはいつかはハワイと思っているが、シンガポールのほうが現実的であることは間違いない。