Thursday, June 22, 2006

お客と作る製品


最近SONYのロケフリという製品を買った。


パソコンやPSPなどで無線ネットワークでテレビやHDD&DVD機器が見れるという代物。
家の中はもちろん、外出先でインターネットに繋がれば海外でも家にあるTVやHDD&DVD機器を見ることができるというのだ。
ただ単に、すごい!画期的だ!ということで、約3万するこの製品を購入したのだ。

ところが、設定するのに素人でもできるのか?と思うほど万人が使うというには大変な代物だ!

ペラ紙1枚のシンプルな取扱説明書を見ながら少しずつ設定をしてみたが・・・わからない。
そこに書いてある問い合わせ番号にかけてみるが プープープーッ 全然繋がらない・・・

そうすると、怒りより、自分自身で何とか設定してみよう思い始めたのである。繋げたいという欲求が勝ったのだ。

あれこれ、試しているうちに製品の理解を深める。

普通だったら、こんな製品を大企業が売りやがって!ということになるのだろうが、新しい製品を消費者も一緒になってあーでもないこーでもないといいながら作っていくこんな製品を世に出したというのはSONYという会社の凄さではなかろうか。

結局、繋がりにくい電話番号に何回もかけて、やっと繋がったサポートセンターの女性とやり取りしながら、1週間かかってやっと設定が終わった。

その間、さらに購入したのはケーブル類やブロードバンドルーター・・・それに、更新ファイルのダウンロードなど、まさに自分が率先して動いて使えるように設定する。

これって、好きな車や楽器を自分のものとして可愛がって、愛着が湧くのと一緒で、とてもよい製品だと思う。

単純に便利!簡単!使いやすい!というのは卒業してはどうか!というのを提言としたい!